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No,28 Clinical Psychology 「発達障害がある方への対応〜彼らの周りにいる人へ向けてのメッセージ〜Ⅰ」

<発達障害がある方への対応〜彼らの周りにいる人へ向けてのメッセージ〜>

最近話題の発達障害についてです。

職場に発達障害傾向がある方がいて困っているという相談を受けることが増えていることや、発達障害そのものに対する記事や図書は多くあるものの、周りにいる人に向けたものは少ないことから、そのような人の対応について私の考えることを書いてみようと思った訳です。


<発達障害とは?見極めのポイント>

まず、発達障害とはなんぞや(?)ということですが、ここ数年世間一般的に馴染みがあることばでいうと「アスペルガー障害(症候群)」「注意欠陥多動性障害(AD/HD)」「自閉症」などなどがいわゆる発達障害です。

比較的新しい概念としては「自閉症スペクトラム障害(ASD)」があります。
聞いたことがあるでしょうか?

自閉症圏の発達障害、つまり多くの一般人が関心のあると思われる「アスペルガー障害」などの最も問題となるのは、「コミュニケーションの障害」「社会性の障害」です。

いわゆるKYというのが社会生活の中では致命的な問題となります。そして、その人の周りにいる人(友人、職場の同僚など)を巻き込み、疲弊させてしまうという問題があります。

注意欠陥多動性障害(以下,AD/HD)傾向の人は、不注意が原因でいろいろな場面で怒られたり、衝動的に行動してしまい失敗する、場面に則した落ち着いた行動ができず批判を浴びるといったことがあります。

一般の人にも不注意などで失敗をすることがあるかと思いますが、その頻度や不注意の水準が度を超えており、日常生活に支障をきたしている状態がAD/HDです。

たとえば、パワーポイント資料の中に同じスライドが何枚もあるとか、電話の受話器が外れたままというのが一日に数回もあるといったレベルです。


代表的な症状は今述べたようなものですが、その幅は広くその問題の水準にも差があるため、一言では表現しきれないというのが正直な所です。


そのため、一般の人がそのような問題に気付くには次の点が参考になると私は考えています。

1. この人なんか変わっているなと感じる
2. 周りからのイジメの対象になったり怒られることが多い(つまり嫌われがち)
3. あれ?っと思うようなミスをする
4. コミュニーションが一方的(自分のことばかり話す)

生活の中で上記のようなことを漠然と感じる場合、その人が発達障害である可能性があると思います。(ないにしろ何かしらの問題はあると思われます)

そして、そのような人を中心にそのコミュニティが疲弊している場合、その可能性は更に濃厚になると思います。

また、別の言い方をすれば、発達障害の人がいてもコミュニティが疲弊しておらず、フォローできているのであれば、発達障害と捉える必要はありません。

逆に、発達障害の傾向が非常に薄くても、そのコミュニティがストレスフルであり、対応困難な状態まで疲弊しているのあれば、あえて発達障害として対応することもあるかもしれません。

つまり、言いたいこととしては、その人がいることによってコミュニティが疲弊しているかどうかというのが、対応していくかどうかという判断材料となります。(ちょっと変わった人だな〜と周りが対応できているかどうかです)

専門家ではない方が対応する一つの基準として、この周りの疲弊度という点を考えていただけるといいと私は考えています。


まとめると
・ 発達障害の人は日常生活の中で漠然と「あれれ?」と思わせることがある。
・ 第三者機関での支援を考える場合、そのコミュニティの疲弊具合(もちろんその人を中心とした)を一つの目安とする。
この二点を軸に考えていただけるといいと思います。


Ⅱの方で「理解と対応」について述べます。

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